Z会幼児コースの最大の特徴が、親子で取り組む体験型教材「ぺあぜっと」です。机の上の勉強だけでなく、料理や工作、自然観察といった実体験を通して学ぶ設計になっています。この記事では、ぺあぜっとの中身と、忙しい家庭でも無理なく続けるコツを解説します。
ぺあぜっとは「親子で体験する」教材
ぺあぜっとは、毎月届く冊子に沿って親子で体験活動に取り組む教材です。Z会の公式サイトでは、ぺあぜっとを「五感を使った観察テーマや、驚きや感動を引き出す実験テーマで、知的好奇心を広げながら思考力も養う」体験型教材と説明しています(2026年9月時点)。
- 五感を使って観察するテーマ(身の回りの物を活用した課題が中心)
- 驚きや感動を引き出す実験テーマ
- 各月で完結する内容なので、途中の月から入会しても取り組める
- 年長では「くうき」「せかい」など、小学校の教科学習の土台になるテーマも扱う
「やってみて、気づいて、考える」という流れを重視しており、Z会が掲げるあと伸び力を育てる中核と位置づけられています。
学年別に見るぺあぜっとと提出課題(2026年度)
2026年度のZ会幼児コースは、ぺあぜっとに関する「提出課題」の有無が学年で違います。公式サイトの教材紹介をもとに整理しました。
| 項目 | 年少 | 年中 | 年長 |
|---|---|---|---|
| ぺあぜっと(体験型教材) | 毎月 | 毎月 | 毎月 |
| 提出課題「ぺあぜっとシート」(添削つき) | なし | あり | あり |
| 提出課題「ワークシート」(添削つき) | あり | あり | あり |
| とっておきプラス(特別な体験型教材) | 年4回(2026年度から追加) | 年4回 | 年4回 |
| デジタル教材 | なし | あり | あり |
| 毎月払いの会費(税込) | 3,500円 | 3,980円 | 3,980円 |
※出典:Z会幼児コース公式サイト、受講会費(2026年9月13日確認)。提出課題は1年間同じ担任指導者が添削すると案内されています。会費は6カ月一括払いで毎月払いより5%、12カ月一括払いで15%安くなります。
保護者向けには、家庭でのぺあぜっとの取り組みをサポートする内容を載せた「保護者の方向けWebマガジン」も毎月届けられます。準備のしかたに迷ったときの手がかりになります。
かんがえるちからワークとの関係
Z会幼児コースは、ぺあぜっとと「かんがえるちからワーク」の2本柱です。ワークはお子さんがひとりでも取り組みやすい紙のドリル教材で、公式サイトでは、ワークを「まちがい探しや迷路、文字や数の学習、知識問題、論理問題など、さまざまな角度からの出題」で学ぶ意欲と思考力を高める教材、ぺあぜっとを実体験で知的好奇心を広げる教材と説明しています。1カ月の取り組みは、ワークシートでワークをふりかえり、年中・年長はぺあぜっとシートで体験を人に伝える形にまとめて提出します(どちらも担任指導者の添削つき)。体験と机上学習を行き来することで、知識の丸暗記ではない理解を目指す設計です。
忙しい家庭での取り組み方の工夫
Z会は学年別ページのQ&A「保護者の負担が大きいのではと心配です。」に対して、次のように回答しています(2026年9月時点)。
- かんがえるちからワークは、平日に1回5〜10分と短時間で、子どもが興味をもったページから取り組める
- 実体験が中心のぺあぜっとは、時間がとれる休みの日に、興味をもったページから取り組める
- 教材は必ずしも全部取り組まなくても、知的好奇心を満たす経験ができるように作られている
以下の工夫は、この公式の考え方を家庭のスケジュールに当てはめたものです。
平日はワーク、週末にぺあぜっと
ぺあぜっとの体験活動は準備や付き添いが必要なため、平日にこなすのは大変です。平日は5〜10分のワーク、体験活動は週末にまとめて、と分けるのが現実的です。
全部やろうとしない
毎月の活動をすべて消化する必要はありません。お子さんが興味を示したテーマだけ選ぶ使い方は、上で紹介した公式の回答とも一致します。「今月は2つできたら合格」くらいの気持ちで続けるほうが、親子とも負担なく長続きします。親の関与が気になる方は「めんどくさい」と感じたときの対処記事も参考にしてください。
よくある質問
あわせて読みたい
まとめ
ぺあぜっとは、料理・工作・自然観察などの実体験を通して学ぶZ会幼児コースの看板教材です。ワークとの二本立てで「体験→思考」の流れをつくれる一方、親の関与は必要なので、週末活用や取捨選択で無理なく付き合っていきましょう。
※最新の教材内容・料金・規約は必ず公式サイトでご確認ください。