中学生の子を持つ親として、デジタル教材「デキタス」を検討するとき気になるのは、だいたいこの3つではないでしょうか。「定期テスト対策に本当に使えるのか」「ネットで見かける『物足りない』という声は本当か」「高校受験までカバーできるのか」。この記事では、家事も勉強のサポートも担当するパパの目線で、この3つの疑問に正直に答えていきます。良いところだけでなく、デキタスに向かないケースもはっきり書きますので、判断材料にしてください。
デキタス中学生コースの基本スペック
デキタスは、城南予備校や城南コベッツを運営する城南進学研究社(1961年創業)グループのデジタル通信教育です。まず中学生コースの基本情報を整理します(2026年8月時点、公式サイト確認)。
| 対象 | 中学1年生〜中学3年生 |
|---|---|
| 月額料金 | 中学生コース 5,280円(税込)/全学年コース(小1〜中3)6,050円(税込) |
| 教科 | 国語・数学・英語・理科・社会(地理・歴史・公民)+国文法・英語検定 |
| 学習の流れ | 授業動画(1本2〜5分)→○×チェック→基本問題(10問・ランダム)→チャレンジ問題→復習 |
| 端末 | 専用タブレット不要(手持ちの端末でOK) |
| 無料体験 | 5日間(自動課金なし) |
小学校の範囲にさかのぼって復習させたい場合は、小1〜中3の全範囲が使える全学年コース(6,050円)という選択肢もあります。デキタス全体の口コミや評判はデキタスの口コミまとめで詳しく紹介しています。
定期テスト対策はどう使う?テストモードの回し方
中学生の親としていちばん気になる定期テスト対策。デキタスには「テストモード」という機能があり、定期テストの範囲に合わせて単元を自由に組み合わせて演習できます。教科書対応の教材なので、使っている教科書を選んで学習でき、学校の進度とズレにくいのが特徴です。「教科書準拠で定期テスト対策がしやすい」という声が多いのは、この仕組みによるものと考えられます。
おすすめの回し方は、次のような流れです。
- テスト2週間前:テスト範囲の単元をテストモードに登録し、動画→基本問題で一通り確認
- テスト1週間前:「キミ問ピックアップ」(間違えた問題が自動で貯まる機能)で弱点だけを潰す
- 直前:基本問題で100点を取ると解放される「チャレンジ問題」で仕上げ
授業動画は1本2〜5分と短いので、部活で帰りが遅い日でも「夕食前に2本だけ」といった使い方ができます。「動画が短く部活と両立しやすい」という声があるのも納得の設計です。穴埋め式の「デキタスノート」を印刷してテスト前の書き込み学習に使ったり、わからないところをAIチャット「おしえて!AIちゃん」に聞いたりする機能もあります。
「物足りない」という声の真相:基礎特化の設計だから
一方で、ネット上には「応用問題が少なく、上位校を狙うには物足りない」という声があるのも事実です。これを隠さずに言うと、デキタスはそもそも基礎に特化した教材として設計されている、というのが真相だと考えられます。
動画が2〜5分と短いのも、基本問題が10問単位なのも、「授業の内容をわかるようにする」「基礎の穴をなくす」ことに焦点を絞っているからです。平均点前後のお子さんの底上げや、つまずいた単元の穴埋めには向いた作りですが、難関校レベルの応用演習を積む教材ではありません。公式サイトにも志望校別の受験対策講座の記載はなく、添削や質問サポート(AIチャットを除く)の記載もありません。
「物足りない」は欠陥ではなく設計意図の裏返しです。基礎固めが目的なら合いますが、応用演習が目的なら最初から別の教材を検討したほうが早い、というのが正直なところです。他教材との違いはデキタスと他教材の比較記事で詳しくまとめています。
高校受験にはどう位置づける?
では高校受験にはどう使うか。パパとしての現実的な結論は、「デキタス=基礎固め担当」と割り切ることです。一般的なプランとしては、次のような位置づけになります。
中1〜中2は、デキタスで日々の授業理解と定期テスト対策を回し、内申の土台を作る時期。デキタスには「さかのぼり学習」「さきどり学習」があり、前の学年や関連分野まで戻れるので、中2で英語がわからなくなったら中1範囲まで戻ってやり直す、といった使い方ができます。高校受験は中1・中2内容の積み残しが響きやすいので、この穴埋め機能は受験の土台作りとして意味があります。
中3になったら、デキタスでの基礎の総復習に加えて、過去問演習や、応用レベルを扱う塾・映像授業を組み合わせるのが現実的です。デキタスだけで受験対策を完結させる設計にはなっていないため、ここは正直に「併用前提」と考えておくほうが安全です。「受験対策には別の対策が必要」という声があるのも、この設計を踏まえたものと考えられます。
併用プラン例:基礎はデキタス、応用は映像授業
併用といっても、いきなり塾に入れると月2〜3万円かかることも珍しくありません。まずはデジタル教材同士の組み合わせで様子を見るのも手です。
- デキタス+スタディサプリ:応用レベルの映像授業が月額約2,000円前後からと安価で、合計しても月額7,000円台に収まる計算です。スタディサプリの詳細はスタディサプリの解説記事をどうぞ(当サイトの詳細記事は小学講座ですが、中学講座もあります)
- デキタス+東進オンライン学校中学部:実力講師陣の映像授業で応用力を伸ばしたい場合の候補。詳しくは東進オンライン学校の解説記事で紹介しています
- 中3からデキタス+塾:基礎の総復習と弱点の穴埋めをデキタスで回し、志望校対策は塾に任せる分担型
なお、デキタスの退会は前月末締め・最短2ヶ月で、無料体験も5日間(自動課金なし)あります。「合わなければやめて併用先に一本化する」という撤退もしやすいので、詳しくはデキタスの退会方法の記事を参考にしてください。
よくある質問
まとめ
デキタス中学生コースは、月額5,280円(税込)で5教科+国文法・英語検定が学べ、テストモード×教科書対応×キミ問ピックアップの組み合わせで定期テスト対策を回しやすい教材です。一方で「物足りない」という声の背景には基礎特化という設計意図があり、難関校の応用演習用ではありません。基礎はデキタス、応用・受験対策はスタディサプリや東進オンライン学校、塾との併用という分担で考えるのが、パパとしての現実的な結論です。まずは無料体験5日間で、お子さんとの相性を確かめてみてください。
※最新の料金・規約は必ず公式サイトでご確認ください。
\5日間の無料体験はメールアドレスだけでOK/
高校受験のことを考えると不安だな。